園のことについて

遊ぶ活動や園外保育が多く、子どもたちが子どもらしく伸び伸びと過ごせる園だなぁと感じました。

しげる幼稚園では、「これをしなさい」というような何かをさせる保育や声掛けはなく、出来るようになるための言葉掛けをされているので、子どもたちも自分で考え、物事に取り組めるようになりました。

縦割り保育ではないのですが、遊ぶ時間は自由にどのクラスでも、どの友だちとも遊んでいます。大きい子が小さい子の面倒を見たり、小さい子が大きい子のすることを見て真似て憧れを持ったりする姿が素敵だなと感じました。

担任だけでなく、どのクラスの先生も子どもの名前を覚えてくれていて、いつも笑顔で優しく接してくれています。ひとりひとりにきめ細やかく対応していただいているな、と感じます。

絵本について

毎日、たくさんの絵本・そして自分の月刊絵本を先生に読んでもらっています。
週末に自分の月刊絵本を持ち帰ったときには、「お母さん読んで!」とせがまれます。
忙しい毎日の中で、親子が触れ合えるひと時です。字の読めないわが子が遊びの中で先生の真似をして読んでいる姿に、先生の絵本の読み方とそっくりな様子に笑ってしまいました。
そして、字を教えなくても毎日の繰り返しの中で、覚えてしまうくらい先生が心を込めて読んで下さっているんだな、と感じ嬉しく思いました。

「一年生になるまで」を読んで成長するにつれて「これは何で?」と疑問に思うことや不思議に思うことが増えている中で、様々な絵本の紹介があったので、ありがたかったです。
説明が難しいことは、絵本を読みながら納得できる答えを一緒に見つけられるかなと思いました。

子育てに関する貸出本の感想
(しげる幼稚園では、保護者の方に子育てに関する本をお貸ししています)

たくさんの子育てに関する本を読ませて頂くうちに、大人である自分の過去を振り返り、子ども時代のぬぐい切れない、もやもやとした思いが理解できて、癒されていくのを感じます。
子どもを変えようというより、親が自分が変われば子どもに伝わるかなと思いました。
色々なことを共感して一緒に笑う時間をたくさん作る為に、今、この幼いうちにできる限りたくさん遊んだりしようと思いました。そういう出来事が自分の肯定につながっていくんですね。
ありがとうございました。

長い間、本をお借りしありがとうございました。
子どもにあまりテレビ等を見せない方が良いというのは以前より頭の中にありましたがこの本を読んでよりそう思いました。メディアを見ていると脳が疲れたりというのは子どもだけでなく、我々大人にも言えることだと思うので、スマホの使い方等、私自身も気をつけなければいけないなと感じました。

卒園生・卒園生保護者 
𠮷田真知子さま

私がしげる幼稚園を卒園して、もう何十年にもなりますが、そこに変わらずあり続けた私の憧れの幼稚園でした。
その当時は木造校舎で、子どもたちも近所の子だけで本当にたくさん集まっており、しげる幼稚園に行くのが、当然の流れで通っていました。小学校の近くにも位置し、そのころは年長組がなかったので、年長組は近くの幼稚園に入りなおしていましたが、これほど時間がたっても、その時の違和感はよく覚えています。

それまで慣れていた環境から一変して、なぜ別の幼稚園に行きなおして知らない人、知らない先生に囲まれて1年すごして小学校に入りました。

本当は、しげる幼稚園にずっといたかった、その思いはいまでも忘れません。
しげる幼稚園は、当時とは建物は違いますが、いまでもそこにある懐かしい幼稚園です。
そして、その当時を思わせるような懐かしいわらべうた、温かい先生方、建物、先生という人は変わっても、いつでも、お母さんのように、お姉さんのように受け入れてくれる、そんなしげる幼稚園は今もそこにあり続けてくれています。
今のしげる幼稚園は、小学校に行くまでずっと通うことができる。いまの子どもたちがうらやましいです。

私は娘もここでお世話になりました。
娘は、しげる幼稚園のおかげで本を読むのが大好きで、人の話がしっかりと聞ける落ち着いた中学生になりました。
この頃に身についたことは、ずっと変わらないということが本当にわかりました。親子2代で、お世話になった大切な園です。

株式会社 Dreamaway 代表取締役 𠮷田 真知子